【美里町視察】
本日の午後は戸田市と姉妹都市を締結している美里町へ視察に伺いました。
美里町は県北部に位置しており、関越道の寄居スマートインターチェンジの開通により高速道路で1時間もかからずに行く事ができるようになりました。
歴史と自然が豊かな美里町と戸田市は1992年に姉妹都市を締結し、今年は締結30周年を迎えます。
戸田市では毎年、美里町でジャガイモ掘りツアーを開催したり、美里町さんからは戸田市商工祭や収穫祭での出店など深い交流を継続しています。町ではブルーベリーやジャガイモのほか最近ではえごま油が特産物となって全国から人気を博しています。
本日は、午後から原田町長さんが町内を案内してしてくださいました。約4時間にわたる交流となりましたが、町の魅力や今後の戸田市と美里町の連携についてたくさん話し合うことができました。
伺った場所は美里町役場、円良田(つぶらた)特産物センター、そしてオーストリッチファームです。
円良田特産物センターでは、NHKニュースにもなった特産物のえごま油の搾油や美里産えごま油の栄養価の高さなどについてレクチャーを受けました。
興味深かったことは、良質なえごまの搾り滓が現在廃棄せざるを得ない状況となっており、活用について戸田市で検討できないかといった話がありました。
えごま油と搾り滓は全くクセがないのでケーキやお菓子などで活用できると思います。今後市内の事業者のみなさんにも活用法を考えて頂く機会を作りたいですね。
近年注目されているえごまですが、シソ科の植物の1年草でオメガ3脂肪酸の「α-リノレン酸」が含まれており生活習慣病(高血圧、心筋梗塞)や認知症などの予防に効果があるといわれています。
純日本産のえごまは貴重であり、ブームに先駆けて町に取り入れたのは原田町長ご本人だったそうです。いつもながら原田町長の先見性には脱帽します。
また、最近新たな観光スポットとなっている美里のオーストリッチファームでは、ダチョウが200羽以上も飼育されておりました。
私たちへのサービスなのか、求愛のダンスでお出迎えして頂きました(笑)。ダチョウの羽根はふわふわで、サンバカーニバルのダンサーが付けている羽根飾りはダチョウなんだそうです。
他にも古墳や里山に囲まれ、文字通り美しい町の美里町をぜひ戸田市民の皆さんにも堪能していただきたいと思います。まずは今月26日の収穫祭で美里町の特産物が出品されますのでぜひそちらで美里町の魅力を発見してはいかがでしょうか!