【ウクライナ避難民交流会】

【ウクライナ避難民交流会】
昨日はあいパルにて、(公財)戸田市国際交流協会の主催事業として市内に避難しているウクライナ避難民の皆さんと支援団体の皆さんによるクッキング交流会を実施しました。
今回3回目となる交流会。日本財団の支援を受けて、避難民の皆さんが日頃の支援への感謝を込めてウクライナの郷土料理を振る舞っていただきました。
ウクライナから国外に避難した難民(2023年12月現在) はすでに634万人以上に登っております。その中で日本には約2,000人が避難しており、戸田市では子どもを含めて18人が避難生活を送っています。
前線で被弾し大負傷、退役した避難民の夫Aさんのボルシチは戦場の野営でいつも作っていたものだそうです。チェリー入りで栄養満点、とても美味しいボルシチをいただきました。
小隊長を務めていたAさんからは、雨の中塹壕を前進したり、間近でミサイルのキノコ雲が上がる動画や、地雷や不発弾などの生々しい写真を見せていただきました。
お話からウクライナでは今もなお祖国を守る厳しい戦闘が続いている事を強烈に思い知らされました。
戦況は複雑化して長期化する中、避難民の方々の不安に寄り添い、また言語も文化も違う日本という環境で少しでも安心して過ごせる環境を整えることは、国際交流協会の使命であり人道的観点からも、とても重要だと考えております。
一日も早くウクライナに平和が訪れ、避難民の皆さんが安心して家族と祖国に帰れるよう心から願うとともに、協会としてできる限りの支援を続けてまいります。
感謝状を贈呈させていただきましたが、日頃からご支援いただいている市民団体の皆さまには心から御礼を申し上げまし。
また、ウクライナの皆さま、真心いっぱいの美味しい郷土料理をいただきご馳走さまでした。
避難民支援をお考えの方はぜひ戸田市国際交流協会までご連絡をお待ちしております。