【全力まち取材@JR東日本グリーンパートナーズ様】

【全力まち取材@JR東日本グリーンパートナーズ様】

昨日は「市長の全力まち取材」に伺いました。

伺ったJR東日本グリーンパートナーズ様は、埼京線高架下に2008年から事業を行っているJR東日本の特例子会社であり、主に知的障害のある方々の雇用機会を確保されている事業所です。

社長の松井信乃様からは、設立の経緯や事業内容、地域貢献や業務以外に取り組むクラブ活動など、実地体験も含めて懇切丁寧なご説明を頂きました。

この事業所では、JR東日本社員の皆様が普段着用している制服の管理を一手に引き受けており、約2200種類の制服を常時保管し、年間約48,000件の注文に応じて制服の回収・発送を行っているそうです。

他にも、クラブ活動として「ボッチャ」や「Tボール」にも力を入れており、埼玉全県の大会を道満グリーンパークで行っているそうです。

社内には、様々な種類の制服が配置されているラックの合間で社員の方々が一つ一つ丁寧に注文書を確認して発送作業を行っており、私も2つほど発送作業のお手伝いをさせて頂きました。またその際は、社長さんのお申し出もあり、駅長が式典時に着用する貴重な制服を試着体験させて頂きました。

印象に残ったことは「私たち社員の仕事は単に作業をするのではなく、JR東日本の一員として事業を円滑に進めて社会に貢献しています。だから誇りを持って仕事をしています」とのお話でした。

この話を聞いてふと、NASAの床を磨く清掃員が大統領から声をかけられた時に「私は単なる作業員ではありません。私は人間を月に送る手伝いをしています」と答えた、という目的意識の大切さを説く逸話を思い出しました。

社員の皆様の働きやすい環境を整え、使命感を持って仕事をされているからこそ、こうした活気ある職場が作られているのだと思いました。

受け入れて頂きました松井社長はじめとするJR東日本グリーンパートナーズのみなさま、ありがとうございました。