【新年度予算が成立】
令和3年度戸田市一般会計予算、教育長・教育委員の任命など43件の議案が原案通り可決し、3月定例会が閉会しました。
来年度はコロナ禍の影響で大幅な歳入減が見込まれる厳しい状況にあります。一般会計予算を見ると当初予算額で544億2,600万円、前年比53億5,300万円(△9.0%)の減額。市税は271億3,700万円、前年比13億2千7百万円(△4.7%)の減額と、近年になく厳しいものとなりました。
一方で、ワクチン接種等コロナ対応の諸施策はじめ、浸水対策や学校建替えなど喫緊の課題への対応、さらには公約の具現化として10年先を見据えた第五次総合振興計画に基づく様々な事業を進め、安心と活力のある街づくりを確実に進めていかなければなりません。
そこで来年度の予算調製に向けては、市役所全体が最少のコストで最大の成果を生み出す「優れた経営体」として機能させることを殊更に意識し、非効率な支出の改善など既存事業を徹底して見直すとともに、必要な事業費を確保するため市の貯金に当たる財政調整基金の活用や市債を発行することなど様々なやり繰りを行ないました。
お陰様で今年度と同様、全会一致での議決(一般会計予算)を賜りました。今後とも議員の皆様からのご要望を真摯に受け止め、引き続き「未来への投資、安心のくらし、人と自然と街をつなぐ」3つの柱を基本にした市政運営に邁進してまいります。