【永岡桂子大臣の視察】

【永岡桂子大臣の視察】
本日、永岡桂子文部科学大臣が戸田市の不登校支援の取組みを視察されるべく、笹目東小学校にお越し頂きました。
永岡文部科学大臣が視察にお越しになるのは本年2月の岸田総理大臣の視察に続いて2度目であり、末松前大臣から数えると戸田市にはここ2年間で3回ほど文部科学大臣がお越し頂いている事になります。
視察されたのは、昨年11月より全小学校に整備した不登校傾向の児童を支援する校内サポートルーム「ぱれっとルーム」と、NPOカタリバとの連携で実施しているメタバース上のシェア型教育支援センター「room-K」です。
「ぱれっとルーム」では、教室に行きづらい児童の生活や活動の状況をご覧いただきました。3名の児童が100マス計算をしていましたが、大臣が「よく出来たね」と優しく声をかけていただくなど、小さな交流も生まれました。
また「room-K」では、学校の端末から実際に支援が行われているバーチャル空間に入って頂き、児童への質問や児童が今何を考えているかなどの意見交換をはかられるなど、子どもたちの実情を直接触れていただきました。
その後は戸ケ崎教育長より戸田市の推進する教育改革と「戸田型オルタナティブプラン」について、さらには笹目東小学校の片岡校長より不登校支援の現状について説明がありました。
最後は、永岡桂子大臣、NPOカタリバ代表理事の今村久美様、戸ヶ崎教育長、片岡校長などと市長の私で車座の意見交換を実施しました。
私からは、戸田市では不登校の現状に鑑み全校でぱれっとルームを設置して不登校支援における成果が出てきているが、全国ではまだまだこのような取り組みは少ない。ぜひ大臣のプランとして全国で横展開をしていただくことが、現在30万人いる不登校児童・生徒の支援につながるので支援をお願いしたいとの要望をお話しさせて頂きましたが、大臣もしっかりと受け止めてくださいました。
永岡桂子文部科学大臣はじめ、文部科学省の皆様、またNPOカタリバの今村久美様はじめとする皆様におかれましては大変お忙しい中直にお越しいただき誠にありがとうございました。
引き続き「誰ひとり取り残されない」不登校支援と、教育日本一を目指して教育委員会と共に頑張ってまいります。