同時に、保守系の無所属で活動する若手市議2名(和光市の井上市議、春日部の白土市議)とも共通政策をつくり、連携をはかっていくこともご報告させていただきます。
初当選以来の約6年間、市議会議員の仕事をさせていただき、未熟者ながら、本気で人生を政治に賭けて参りました。
ただがむしゃらに政治を変えたいと訴えた1期目。
目上の方々とぶつかることもありましたが、いくつかの政策実現を経て、政治の本質や汚い部分を垣間見ることができました。
2期目。「それじゃ落ちるよ」といわれながらも、72項目の具体的で詳細な政策提言と、本人自転車御用聞きによる市民の声を直接聞くスタイルにこだわりました。
おかげさまで、選挙では、戸田市政始まって以来という、4143名もの方々からの応援をいただいて、2期目を当選させていただきました。
当選後の2年間は、1期目よりもさらに政策実現、そして市民のための政治を追求してこれたものと自負しております。
また、これまで、しがらみや馴れ合いとは無縁に、長いものに巻かれずに活動できましたのも、「頑張れ、まけるな」と応援していただいた、皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
この六年間でのいろいろな経験や出会いや応援してくださる方々の力強いご推挙、そして自分の政治への志から、考えに考えた末、退路を断って「県政の場に挑戦したい」との結論に至りました。
そのきっかけは一つではありません。
同じ課題を認識する若手政治家とのたくさんの出会い。
市議として感じてきた都道府県と市町村の制度の壁。
情報公開の不足と説明責任を果たさない事による市民の感情と県政のかい離。
地方分権を、今まさに分権の現場の都道府県で論じる必要があること。
都道府県財政の課題は戸田市の比ではないのに、全く手を付けてこなかった議会と議員。
議会のリストラも徹底してやらなければなりません。
選挙の前だけ現れて「あれもやりたい。これもやります。」という、口だけ政治で市民を欺く、汚い政治家への怒り。
なにより、市民のために責任を果たす政治家としての使命を果たす志のため。
今の混乱して将来に夢の持てない政治を、何とかしなければならないのです。
私が政治の世界に身を投じ、6年を迎えて35歳になります。
もし、挑戦が叶ったならば、35歳から40歳まで、ひとの人生において一番、体力と気力そして知力が充実する4年間を、戸田市の代表として、政治の現場で発揮させていただきます。
また私の挑戦について、ご批判もあると思います。
特に、投票していただいた方の中に、「4年間頑張ってほしかった」とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
そういった方には、2年で辞職することに、大変申し訳なく思っています。
(政治家は、説明責任を果たす事が一つの使命と考えておりますので、もっと説明を、という方がおりましたら、直接お話しにお伺いします。ご連絡をお待ちしております。)
しかし、補完性の原則という言葉もあるように、今の埼玉県政の場から、戸田市の出来ない部分を、市と県の橋渡し役として、違う角度から戸田市に貢献する事をもって、政治家の責務をしっかり果たすことも、また出来ることではないかと思っています。
また、マニフェストの詳細については、後日、発表させていただきます。
また、いつもの通り、どんな小さなご意見もお伺いしてまいりますので、ご意見、ご要望、お待ちしております。
今後ともさらなるご指導とご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
菅原文仁
(注:写真は埼玉新聞の記事)