高知県庁にて。

今日から3日間、産業労働企業常任委員会の視察です。

本日は観光振興政策として名高く、また昨年映画化もされた高知県庁の「おもてなし課」の先進事例を伺いました。
課の「おもてなしトイレ認定制度」や「おもてなしタクシー認定」や、リピーターを生む「龍馬パスポートの発行」などなど。
8名で予算1億円弱のおもてなし課。少ない予算で高い波及効果をもたらすような事業展開を行っており、観光客からの評価もじわじわ高まっているそうです。

昨今、全国の自治体では知恵と工夫で様々な戦略を立てて観光振興を進めており、観光客の争奪戦の様相を呈しているといっても過言ではありません。しかしそういった競争の中から、さらに上質な観光資源やサービスが生み出され、結果的に世界に負けない観光立国へとつながっていくのではないかと思います。

超観光立県を目指す埼玉県は「安・近・楽」に適した観光地として、高知県とは戦略の異なる部分があろうと思いますが、他県の良い取り組みを参考にしながら、埼玉らしく、漸進がはかれるように、提言していきたいと思います。

県庁入り口で、龍馬のゆるキャラと写真を撮りました。

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