こんばんは。
事務所スタッフの矢沢です。
本日は良い天気でしたので朝からポスティング。..日頃の運動不足でへとへとです。
では、前回の続きを。。
※調査不足で間違っている箇所もあるかと思いますので、あらかじめご了承くださいm(_ _)m
Wordでレポートを作成する上で、不便な点は多いですが、特に次の点が悩まされます。。
①「レイアウト」…画像が上手に挿入できない。レイアウト構成が崩れる。
②「画質の劣化」…特にPDF発行時の劣化。
今回は①レイアウトについてご紹介。。
※(かっこ)内はすがわらレポート61号の設定です。
→まず実際の用紙と余白を設定(D4サイズ 240㎜×400㎜、余白10㎜)
→次にヘッダー・フッターを設定し、先頭ページのみ別指定。(10㎜,20㎜)
→毎回、一緒の部分をヘッダー・フッターに配置。(タイトルと埼玉の統計コーナー)
→メイン文書にレイアウトを表で作成、表が次のページへ移動してしまわない高さに。また、罫線を無しに。
余白は 表ツールレイアウト>プロパティ>表のオプション で設定 (3段組高さ303㎜幅86㎜余白8㎜)
これで、レイアウト完成。
段組みとセッション区切りではなく1つの大きな表でレイアウトしております。
段落よりも複雑なレイアウトができ、また超過分が次の段ではなく、次ページにはみ出るため常にレイアウトが崩れません。
しかし難点もあり、縦書きには不向きです;;
続いて中のコンテンツ。ポイントを3つご紹介。
1.「表」と「テキストボックス・図形」の違い
「表」・・・装飾NG
「テキストボックス・図形」・・・内部での折返しと位置設定NG
簡単に書くと上記の通り。
表は影や角丸等の図形効果を設定できませんが内部に画像を入れて自由に配置したり、画像横に文字を折り返したりできます。
テキストボックス・図形はその逆です。中に画像を入れると内部で自由に動かせません。。
どちらも微妙に不便で、その時々で使い分けるのが良さそうです。
2.行間と縦余白
Wordの行間はホーム>段落オプションで設定できます。
初期設定は行間「1行」となってますがこれが結構融通がききません;
なので「固定値」に変更し、間隔を個々に設定がオススメ。
自分はフォントの1.5倍を基準にしてます。(フォント10ptなら間隔15ptなど)
フォントの種類によってもいい塩梅が変わるのでいろいろ試してみてください。
※ちなみに行間を固定した状態で画像の位置を行内に設定すると画像が隠れるので注意。
次にコンテンツごとの縦余白ですが、1つ1つ行間を指定するのは大変なので
改行記号(何もない行)を選択して行間「最小値」、間隔「0pt」に設定。
それをコンテンツの間にコピペし、フォントサイズで調整しております。
3.表の位置
表は文字と同じように基本的に段落(行)に配置されるため、ドラッグで自由に動かそうとしても中々上手くいきません。
今回のすがわらレポートでは中央揃えぐらいしか使用していないのですが、
もし微調整したい場合は 表ツールレイアウト>プロパティ>表>文字列の折り返し「する」>位置 で設定可能。
基準をページにして位置を指定すれば垂直方向でも細かい調整が出来ますし、
オーバーラップさせるにチェックし、上手く調整すれば表同士を重ねることも可能です。
etc..
あとは小技として、沢山の活動写真を自由に並べたいとき、描画キャンパスを使うのも便利。
挿入>図形>描画キャンパス で設置。このキャンパス上ではPowerPointのように自由に図形などを動かすことができ、1つの大きな図として扱えます。
また、それぞれの活動写真に補足テキストを付ける場合、図表番号を活用するのもオススメ。
図表番号は 参考資料>図表番号の挿入 もしくは 画像上右クリックで追加可能。
追加したテキストを好みの書式に変えて
ホーム>スタイルの変更右下の「↘」>図表番号横の▼>選択箇所と一致するように図表番号を更新する を押すと変更した書式が図表番号に適用。
箇条書き記号なども追加可能でその際は
図表番号横の▼>変更>書式>箇条書きと段落記号 で設定。
一度これを設定しておけば、補足テキストが同じ書式、同じ位置に追加できます♪
…描画キャンパスとの併用はできない事だけが少し残念です。
ということで、今回は活動レポート用にWordの連動性を残しつつ、位置揃えが簡単に出来るすがわらレポートのレイアウトをご紹介しました。