今日は会派会議の後、来年度以降の県の方向を定める「埼玉県五カ年計画大綱」について、上田知事に約30項目にわたる(現実的で抑制された)意見・提言をお渡ししました。
報道各社が来ていたので、もしかしたら明日の朝刊に載るかも知れません。
※新聞に掲載されました。
昨日は蕨市内障害のある方の就労を支援する民間の事業所「就労継続支援A型」を視察しました。
就労継続支援事業とは、障害のある方で雇用されることが困難な方に働く場を提供する事業です。
中でもA型は、継続的に就労することが可能な65歳未満の方が雇用契約に基づき継続的に雇用され、利用者の皆さんは実際の業務や職業訓練を通じながら職業技能や体調管理能力などを身につけて最終的には一般就労を目指していきます。
利用者にとっては雇用契約を結んでいるため都道府県の最低賃金が保証されており収入も安定する為、やりがいにもつながります。
事務所の所長さんに事業の概要と利用者の方々の就労状況を説明いただき、実際の作業も体験させていただきました。
まだまだ一般の認知度が高くないため営業に苦労したり、役所の申請も煩雑だったそうです。
一方、利用者の方にお話を伺うと、毎日のように仕事があり、通って感謝して満足しているとのことでした。
障害者の就労支援についてはこれまでも関心を持って取り組んできましたが、知っているようで知らないこともたくさん発見でき、さらに学びを深めることができました。インターンシップの清水さんも同行させていただき、大変勉強になったと思います。
今後の福祉保健医療委員会の提案にも昨日の現場で学んだこと、活かしていきたいと思います!
こんにちは。菅原議員事務所でインターンをさせていただいております駒澤大学1年の金子です。
本日は裁判所見学をさせていただきました。初めて裁判を傍聴して、ドラマなどで見る世界とは一味違ったと印象を 受けました。
明日も暑さに負けずに頑張って参ります。
福祉保健医療委員会の視察が終了しました。
2日目の昨日の午前は「どんな患者も断らない病院」として有名な県立沖縄中部病院にて「屋根瓦方式」という多くの研修医の臨床研修によって医療を提供する仕組みについてお伺いしました。
埼玉県では年末に開設される小児医療センター新病院で、沢山の研修医を受け入れる体制を整える予定であり県として魅力ある研修を提供して医師確保する上でも大変参考になりました。
また、午後に伺った沖縄県庁では、出生率が日本一高い沖縄県の施策展開を探るべく、沖縄県の人口増加計画(まちひとしごと創生総合戦略)について県職員の方からお話を伺いました。
人口増加の理由は、産めばなんとかなるという共同生活の社会性や男子が生まれるまで産み続けるという県民性が大きく作用しているのではということであり、人口増加対策と言っても、そこには地域の文化や歴史が横たわっており、施策展開ひとつとっても地域社会の根っこまで掘り下げる事が必要なのだろうと改めて感じました。
そして最終日の今日は沖縄県立精神保健センターにて、多くの慢性うつ病患者を職場復帰、あるいは寛解状態にまで快復させて成果を出すことに成功した集団認知行動療法「うつ病デイケア」の仕組みについて伺いました。
今や国民病とも言えるうつ病など精神疾患対策は、我が国ではまだまだ歴史も浅く理解も進んでいないため、家族や職場そして行政の取組により多くの救える方々がいるのだと改めて学ばせて頂きました。また認知行動療法にも色々なやり方や医師の賛否もあって、埼玉県の全県的な展開についても課題があることがわかりました。
いずれにしても自ら命を絶つことを絶対にさせないという視点に立って、地域の医療と福祉、そして患者家族の連携をしっかり作り上げることが重要なのではないかと思いました。
さて、今からモノレールで地元に帰って盆踊りに参加です。
フライトが遅れたので11件の町会のどこまでいけるかわかりませんが、また地域の声をいただきにそして盛り上げに帰ります!