【社会を明るくする運動】
今週、戸田公園駅にて「社会を明るくする運動」に参加しました。
梅雨の蒸し暑さが厳しい中、ご参加いただいた保護司・更生保護女性会の皆様に心より感謝申し上げます。
今年で第75回を迎える「社会を明るくする運動」は、「Time with Hope(希望とともにある時間)」をキャッチフレーズとしており、たとえ時間がかかっても、希望を持ち、共に歩むことの大切さを私たちに問いかけています。
社会全体がスピードを重んじ、効率を求める中、「待つこと」や「時間をかけること」の価値が見えにくくなっています。
更生保護とは、単に法を犯した人の「矯正」に留まらず、その人の人生に寄り添い、再び地域で生きていけるよう伴走する営みです。
その人の更生を待ち、時間をかけて日々の保護観察や対話を行う様は、まさに人と人との信頼を築いていく「希望」でもあります。
市では昨年度から面接場所の拡充を図り、活動しやすい環境を整備しました。これからも皆様の更生保護と共に歩む姿勢を大切にしてまいります。
引き続き、少年非行の予防や立ち直り支援に学校や関係機関と連携しながら、粘り強く取り組んでまいります。
これから夏本番です。
どうか皆さま、熱中症などにご留意いただきつつ、引き続きのご活躍をお祈り申し上げます。


